農業従事者の高齢化が進む中で、地域農業の太宗を占める稲作の維持と農家の農業機械等への過剰投資を抑制するとともに、施設園芸や露地野菜等による担い手農家の稲作への負担を軽減することで、担い手農家等の規模拡大など、経営改善の促進を目指している。
また、農業従事者の高齢化や後継者不足が顕著になる中、地域農業の新たな担い手を確保育成するために就農希望者への農業技術習得への支援を行うなど、地域農業の振興だけでなく農村の活性化、地域住民の利益の増進に努めています。
当地域の基幹品目である水稲では、高齢農家や兼業農家が従事している割合が高く、耕耘、代掻き、田植え、稲刈り等の基幹作業を行うためには、トラクターや田植機、コンバインなどの農機具の整備が必要であり、水稲栽培農家にとっては、こうした設備投資は大きな負担となっています。
当公社が、農家からの依頼に基づいて水稲基幹作業(耕耘、田植え、稲刈り)を受託して支援することで、農家の農業機械への投資が抑制されるとともに、水稲栽培を維持することで、農地の有効利用と耕作放棄地の抑制につながり、地域農業の振興を通じて農家の利益の増進を図るものです。
(1)農作業受委託に関する事業
(2)新規就農者の研修及び後継者育成事業
(3)地産地消推進に関する事業
(4)前各号に掲げるもののほか、後者の目的を達成するために必要な事業
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